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泌尿器科のご案内

概要

泌尿器科は医師が2名いますが血液透析もおこなっているために外来診療は10時からになります。ご迷惑をおかけしています。当科の治療方針を紹介します。

前立腺肥大症はまず薬物療法(α1ブロッカー)をおこないます。改善しない場合には内視鏡手術を積極的におこなっています。入院は約2週間、手術は下半身麻酔(腰椎麻酔)をして、1時間以内にほとんど終了します。輸血が必要になることはめったにありません。

検診などでPSA(前立腺癌の腫瘍マーカー)が高い方は2泊3日の入院で前立腺生検をおこない、癌と診断され前立腺全摘出術できそうであれば熊本中央病院へ紹介しています。ここの病院は前立腺全摘出術の症例が九州でトップクラス、全国でも上位にランクする病院です。手術できない場合には80歳以下ではホルモン療法(LH-RH注射、または精巣摘出術)をおこない、80歳以上でPSAが10以下であれば、経過観察を勧めます。 PSAが10から20の場合はケースバイケースで経過観察あるいはホルモン療法のいずれかを患者様に決めてもらいます。放射線治療も有効な治療法ですが設備がないため、延岡や熊本方面へ紹介しています。放射線単独よりもホルモン療法を併用したほうがいいというデータが多いので、併用療法をお勧めしています。 ホルモン抵抗性前立腺癌は現在、保険で使用できるよい薬は、あまりありません。タキサン系の抗がん剤で6ヶ月から12ヶ月の延命効果がありますが、使用できるまでにあと2年ほどかかるそうです。海外ではサリドマイドとタキサン系抗がん剤の併用によって更に6ヶ月程度の延命作用を認めた報告もあります。

膀胱癌も比較的多く見られる病気で、初発のときはできるだけ内視鏡による膀胱温存手術を試み、全摘出術が避けられない場合は熊本大学病院へ紹介しています。 再発予防にはBCG(牛弱毒結核菌)の膀胱内注入を主におこないます。2回以上再発する場合は癌が進行する可能性が高く全摘出術を勧めています。

尿路結石では直径1cm以下の石は自然排泄が期待できるので薬物療法で保存的に治療します。ESWL(対外衝撃波結石破砕術)が必要なときは延岡や熊本の病院を紹介します。結石は予防が大切でありまず、水分摂取すること、1日尿量2000ml以上を目標にすることです。次に塩分、動物性たんぱく質、脂肪摂取を控えること。カルシウムは結石の原因であるシュウ酸と結合して便中に排泄されるのでカルシウムの摂取は必要です。コーヒー、紅茶、ウーロン茶はシュウ酸が多く、どうしても飲みたいときは牛乳を入れるとよいでしょう。ジュース類はもちろんよくありません。麦茶がお勧めです。

塩分を控えるコツとしては、お酢を調味料として多く摂取するとよいです。お酢は結石を予防する作用があります。




高千穂町国民健康保険病院

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