このコラムは高千穂町の広報誌にも「病院だより」として掲載しています。

医療安全対策管理室のご紹介

医療安全対策管理室　副看護師長　佐藤政徳
平成29年7月

　当院の医療安全対策管理室は、組織横断的に院内の安全管理を担うために、専任の職員が配置されています。専任の医療安全管理者が配置され、患者様の安全と、職員の安全を守ることを任務に、医療安全活動をおこなっています。
　「人間はエラーを犯すものである」ということを前提に、失敗から教訓を学ぶために、院内で発生したエラーの大小にかかわらず事例を収集し、それをもとに医療安全管理委員会で事例の分析をおこない事故防止対策を立案し職員に周知しています。
　職員の医療安全意識の向上のため、年2回の全職員向けの研修の企画・運営を院内の各部署・委員会等とも協力し行っています。さらに毎週1回医療安全ラウンドカンファレンスを開催し、院内で発生した医療安全に関わる事例を早急に検討するとともに、毎日院内を巡回し各部門における安全対策の実施状況を確認し改善につとめています。　
　また、患者様や御家族の皆様の医療に関するご相談や医療に関する苦情もお受けし、必要があれば担当部署との調整をしながら対応させていただいています。
　患者の皆様と職員の安全を守る医療安全対策管理室をどうぞよろしくお願いいたします。

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