このコラムは高千穂町の広報誌にも「病院だより」として掲載しています。

手術室の紹介

手術室主任　大賀加緒理
平成29年12月

　当院手術室では、年間約400件の手術を行っています。整形外科においては、高齢者の転倒時に多い大腿骨転子部骨折の手術の割合が多く、また眼科の白内障の手術は、手術件数全体の約半数を占めます。手術室では「手術室における患者の安全を図り、手術が円滑に遂行できるよう看護を提供する。」と目標を掲げ、多職種間で連携を図り日々の手術に向き合っています。

　手術を受けるということは、ほとんどの患者様にとって未知で不安なものです。そのような漠然とした不安を理解し、安心して手術に臨めるよう、麻酔時の体位の説明や局所麻酔の場合等は手術の進行状況等の説明をさせていただいております。また、手術室内では、BGMを流し患者様がリラックスできるよう配慮させていただいております。
　また、複雑な骨折の手術となると、手術が長時間に及ぶことがあります。体力的・精神的にも大変な仕事ですが、手術室スタッフは平均年齢３０代！若いパワーで乗り切っています。手術室は、閉ざされた空間ではありますが、先生方の情熱と良好なチームワークを持って質の高い看護の提供を目指しております。これからもよろしくお願いいたします。

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