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コラム ~燈々無尽~

燈々無尽

このコラムは高千穂町の広報誌にも「病院だより」として掲載しています。

第19回

医療と介護を見極めていつまでも故郷で暮らせる幸せを見出そう

社会福祉士 原田 晃成
高千穂町広報誌2015年11月号掲載分

平成26年12月1日付で、4階病棟を療養病棟へ転換し約10ヶ月が経過しました。
療養病棟への入院相談は日に日にその件数を増している現状です。
今回は当院の療養病床入院基準をお知らせし、より的確な患者様の受入が可能となるよう広く町民の皆様に周知する機会とさせて頂きます。
 
【療養病床入院基準】
3~6ヶ月程度の入院を基本とし、次の療養環境が整うまでの入院とする。ただし、※病状・社会的環境等を鑑み、療養病床への入院継続が望ましいと判断される場合は、療養病床入院判定会議について入院期間・方針について随時協議する。
 
※「病状・社会的環境を鑑み、療養病床への入院継続が望ましいと判断される場合
終末期の方
特別養護老人ホームでの対応が困難な方
 →医療依存度が高く、療養病床での対応が必要不可欠な方
社会的環境に問題がある方(身寄りがない・独居・虐待等)
その他、療養病床入院判定会議にて必要と判断される事項に該当する者

【特記事項】
※精神疾患等で不穏行為や自傷他害、粗暴行為のある患者様については入院の対象とならない。
 
「医療」は病院、「介護」は施設という機能分化を明確化し、より的確な医療福祉圏域へと高千穂町を導くことで、スムーズな患者様の受入、施設待機者の減少を実現し、いつまでも故郷高千穂で皆様方が過ごせるような地域づくりを推進しましょう。
しんさつ

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