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研修医奮闘記

研修医奮闘記

当院にて地域医療研修に参加した研修医のコメントを掲載しています。

平成29年7月

大好きな高千穂での地域実習

小山真輝
熊本大学付属病院 総合臨床研修センター

 7月の一ヶ月間、高千穂で地域研修をさせていただきました。「高千穂大好き!自然大好き!」な私にとって、高千穂での研修はもってこいの機会でとても楽しみにしていました。
 
 実際にこの一ヶ月間はとても充実していました。一ヶ月の間午前と午後に分けて細かいスケジュールが組んであり、内科外来や訪問診療をはじめとして、訪問看護・リハビリ、開業医研修、乳児健診や地域包括の会議等様々なイベントに参加させて頂きました。外来では総合内科医として患者さんを診させていただき、医師としてもたいへん勉強になりましたし、普段の研修では経験出来ないような医療全体の現状・仕組みを広い視点で見る機会を頂けてたいへん良い経験となりました。時には「ここ車通るの??」と思うような山道を通り往診することもあり、“THE・地域医療”を存分に味わうことが出来ました。道中、夏真っ盛りということもあって木々や花々が生い茂り、棚田の風景も美しく、高千穂の自然の豊かさにもたいへん感動しました。
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 一番驚いたのは、やはりご高齢の方の多さです。体が不自由な方。独居で生活されている方。老老介護の方。100歳超えの方。もちろん元気な方も沢山いらっしゃいますが、高齢化社会の実際を体感し、私が思っている以上に高千穂の地域医療の現状は厳しいものなのだなと感じました。そんな中で、往診先では笑顔で私たちを待っていてくださるおじいちゃんやおばあちゃんがいて、毎回私の方が元気や癒しを貰っていました。外来でも「熊本から来たっちゃ!?地震大変だったねえ。ご苦労さんねえ。」と労って応援してくださる方も多く、とても温かい気持ちになりました。病院内のスタッフの方々もいつも気にかけて声をかけてくださり、毎日人の温かさを感じることができました。高千穂は神社等のパワースポットとして有名ですが、“人”のパワーも沢山溢れている魅力的な場所だなと思いました。

 地域医療は様々な問題があるかと思いますが、その問題を地域全体で、他職種の皆さんで協力して解決していこうという姿勢にたいへん感銘を受けました。一人一人の生活の背景を把握し、思いやりをもって支える医療スタッフの姿勢に医療の原点を感じ取れたような気がします。日頃はパソコンを前にデータとにらめっこする毎日ですが、丁寧に“人を診る”姿勢を改めて大事にしていこうと思います。医師としての在り方を見直すような機会にもなり、高千穂での地域研修を選んで良かったと心から思います。地域研修先を悩んでいる研修医の方がいるならば、ぜひ高千穂をおすすめします!仕事終わりや週末は観光で高千穂の良さを知ることもできますよ!
 
 最後に、お忙しい中私の研修の為に時間を割いてくださった院長の久米先生、内科の押方先生、田原診療所の白石先生、国見ヶ丘病院の植松先生、佐藤医院の元二郎先生をはじめとして、多くの医療スタッフの方々、地域の皆様に心より感謝を申し上げます。充実した一ヶ月間を本当に有り難うございました!高千穂での思い出を胸に今後も頑張ります!
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