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コラム ~燈々無尽~

燈々無尽

このコラムは高千穂町の広報誌にも「病院だより」として掲載しています。

第45回

睡眠について

内科 医師 二宮 丈矩
平成30年6月

最近しっかり眠れていますか?不眠で困っている人は約5人に1人といわれています。実は国(厚生労働省)がどのような睡眠がいいのか発表しているのをご存知でしたか。今回はそれを紹介していきます。
1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。
2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
11.いつもと違う睡眠(激しいイビキや足のむずむず感など)には、要注意。
12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。
 
不眠は病気や事故につながることもあり、よい睡眠をとることは病気の予防にもなります。不眠で困っている方がいたら、まずは生活環境を整えてみること、それでもよくならなければ、かかりつけ病院などにぜひ相談してみてください。

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