このコラムは高千穂町の広報誌にも「病院だより」として掲載しています。

医師修学資金貸与条例について

事務室　総務係長　興梠　晴彦
平成31年4月

　平成31年第1回高千穂町議会定例会において高千穂町国民健康保険病院医師修学資金貸与条例の一部改正についてご承認をいただきましたのでお知らせします。今回の改正点は、修学資金の貸与を受ける者の条件の一つであります（旧）本町出身者を（新）西臼杵出身者としました。

　西臼杵は一つの地域医療圏であり、本病院は地域に貢献できる医療を目指しており今後も中核病院としての責務を果たしていかなければなりません。その中でも医師確保については、本町だけはなく西臼杵地域で考えていかなければならい重要な課題です。このようなことから、地域医療を支えてくれる、誇りと情熱ある医師を志す子どもたちをしっかり支援するために条例を改正させていただきました。

ここで本条例を簡単にご紹介します。

Q．医師修学資金貸与条例の「目的」は？

A．本町の地域医療を担う医師を育成するため、将来、高千穂町国民健康保険病院（以下「町病院」という。）に医師として勤務しようとする医学生に対し、修学資金を貸与することにより、医師の確保を図るものです。

Q．貸与を受ける「対象者」は？

A．（1）西臼杵出身者であること。

（2）大学の医学部に進学又は在学している者であること。

（3）将来医師として町病院に勤務する意志を有していること。

Q．修学資金の「種類」及び「貸与額」は？

A．（1）修学資金：月額10万円

　（2）入学金：入学金の1/2　ただし100万円を上限とする

詳しくはこちらをご覧頂くか当院事務室までお問い合わせください。

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