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院長の部屋

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令和4年5月 新年度を迎えて

●高千穂町国民健康保険病院のホームページへお越し下さいまして、ありがとうございます。

今年の3月には、4名の先生の異動がありました。内科の石原あやか先生、押方真先生、奥野綾子先生、そして整形外科の福嶋研人先生です。

石原先生は感染症内科が専門でしたが、それだけでなく、内科全般にわたって患者さんを診てもらいました。特に、新型コロナ感染症に関しては、診療だけでなく、いろいろなアドバイスももらって、気管内挿管時のマニュアルを作成し、勉強会も開いてもらいました。感染症というのは、おそらくどの診療科でも取り組む必要のある病態と思いますが、先生のアプローチの仕方が非常に勉強になりました。押方真先生には、小児科の診療も手伝ってもらい、興梠知子先生も、大変助かっていたようです。奥野先生は当院に赴任したときは卒後3年目でしたが、いろいろな疾患の患者さんを積極的に診てもらいました。また、新型コロナの患者さんの治療にも当たってもらいました。4月からは、皆、宮崎県外で勤務することになりますが、きっと活躍してくれると期待しています。

代わって内科には川野綾子先生、荒川大輝先生、整形外科には神谷俊樹先生が就任しました。みんな、さっそく診療に真摯に取り組んでいます。

話は変わりますが、当院には28の委員会があります。その中には医療安全管理委員会や院内感染対策委員会など、当院に必須の委員会がありますし、病院運営連絡会議や薬事委員会、倫理委員会、災害対策委員会など、どこの病院にも見られる委員会もあります。その中に、プロジェクト委員会というのがあります。ここでは院内のいろいろな部署(外来や病棟、検査室など)やそれぞれの委員会ごとに、年度ごとの目標を決めてもらいます。そして、その目標達成のための計画を立てて、中間報告・最終評価を行い、目標が達成されたかどうか、達成されていればどういうところが良かったか、達成されていなければ何が反省点かを考察します。そしてこれを、年1回の発表会で報告するのです。最初は、プレゼンテーションもぎこちないものでした。パワーポイント(アプリケーションソフト)の使い方に慣れていなかったり、予定の時間をオーバーしたりしていました。しかし、最近は発表も上手くなり、動画も使ってわかりやすくプレゼンしています。院内の発表会で慣れることで、国保地域医療学会などの院外の学会・研究会でも、いい発表ができるようになりました。コロナ禍でこの発表会も中止になっていますが、ポスターを掲示して発表し、その中から優秀発表などを選んでいます。こうした委員会や各部署での改善を行うことで、より良い患者サービスや質の高い医療の提供につながるものと思っています。

本年度も、皆さんが気持ちよく、安心して町立病院を利用していただけますよう、職員一同、頑張ってまいりますので、よろしくお願いします。

令和4年5月 院長 久米 修一

令和4年5月
病院長 久米 修一

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